この日は、日本代表のペルー戦。
実は、私、ペルーに行ったことがあって、
ナスカの地上絵
やら
マチュピチュ
に行ってきました。
その時、現地ガイドと喋ってると、ペルーは弱いから、隣国のエクアドルとの試合で盛り上がるくらい。
とか言ってましたが、前回カタールW杯の南米予選は、次のような順位だったそうです。
1 ブラジル
2 アルゼンチン
3 ウルグアイ
4 エクアドル
---------------------------- 大陸間プレーオフ
5 ペルー
---------------------------- 以下予選敗退
6 コロンビア
と、なんと、コロンビアの上だったらしい。
ま、私が行ったのは、10年くらい前なので、
ペルーのサッカー熱が高くなかったというのは
事情は変わっているかもしれません。
さて、試合の方ですが、会社の都合で、帰宅できず、結果が分かった帰宅後にビデオを観ました。
元川崎フロンターレの選手がフィールドを賑わし、楽しかったです。
先制点の伊藤選手のゴールは凄かったですね。
伊藤選手はノーマークだったのもありますが、バイタルエリアから、綺麗なシュートを決めました。
二点目は三笘くん。
今や、日本代表でも、三笘くんにボールが渡ると、スタンドがぞよめきます。
その中で、伊藤選手のゴールの影響もあってか、この時は三笘くんがノーマーク。
ドリブルで持ち込んでゴール。
注目は鎌田選手。
この日のシステムは4-1-4-1と言うことで、鎌田選手がインサイドハーフ。
このポジションは、これまで何度か代表でも経験していましたが、結果はイマイチ。
鎌田選手は4-2-3-1のトップ下が一番いいと思うんですよね。
でも、ポイチさんになってから、4-2-3-1は無いし。
試合で見ると、前半15分くらいの鎌田選手は、なんか、ボールを回せず、相手に取られてばかり。
でも、その後、4-4-2みたいに鎌田選手がFWの位置に立つのをベースに、
右ウィングにいたりとか、だんだん存在感が増してきました。
先日のエルサルバドル戦でも、右ウィングの久保選手が、
結構、左の方までポジションを変えてプレーしていて、
なんか、川崎フロンターレの家長選手みたいだなーと思っていました。
どこのチームか忘れましたが、川崎フロンターレ以外の試合を見ていたときに、
あまり、選手がポジションを変えると、自チームの選手がやりにくい
みたいな解説を聞いたことがあったのですが、
川崎フロンターレは、家長選手の動きを容認しています。
そう考えると、いかに横方向のポジションを変えられるかが、
上手さのようになっているのかと思いました。
この日のペルー戦で、鎌田選手も、ポイチジャパンの中で居場所を見つけたかも。
今回のポイチさんの人選は、欧州ばっかりで、新しい発掘を怠ってる
みたいな意見もありますが、興行的な問題もありますし、
前回W杯でなかなかうまくいかなかったシステムを使って、
(前回W杯では3バックから、守備時に5バックのシステムが機能していました。)
この
鎌田選手の再認識とか、
相馬くんの左SBの二試合連続のお試しとか、
結構、よかったと思います。
その、普段は左ウィングの相馬くんの左SB起用ですが、
私が思うに、ゴールを決めるフィニッシャーのウィングは、
ゴールマウスを向かう形を考えると、右Wは左利き、左Wは右利きがいいと思っています。
例えば左Wなら、左から駆け上がって、シュートする時に、
右足の方がシュートしやすいので。
なので、川崎フロンターレが小林悠選手を右Wで使うのは、私は反対です。
(右SBの山根くんの動きとも合わないし。)
ですので、右利きの相馬くんは、自チームで左Wだけど、
代表で右SBってのは、理にかなってると、私は思ってます。
## SB不足もあるし。
FIFAランキングの多少の上下は、どうでもいいのですが、
この日の勝利は、ランキングアップにつながるかも。
平均年齢もペルーより、4歳くらい若い26歳くらいでしたし、
このメンバーをベースに、少しづつ、色んな選手を試しつつ、
システムの熟練度を上げていくのもいいと思いました。
でも、そのシステムは、4バックでいいのか?
結局、相手が強くなると3バックにせざるを得ないし。
一方、ベスト16くらいまでは、4バックで戦えるくらいの熟練度も欲しいような気もするので、
ポイチさんの今回の選手選抜トシステムは、とりあえず、賛同です。